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有形文化財登録のお知らせ

 

「事務所兼主屋」「旧火入れ場及び変電室」の2件が有形文化財に登録されました。


2020年3月20日

キノエネ醤油にて「事務所兼主屋」と「旧火入れ場及び変電室」の2件の登録が国の文化審議会から答申されました。かつて醸造蔵が立ち並んでいた同市中心部で醸造を続ける同社の施設は、長い黒板塀と合わせ、醤油の町の景観を形作っています。

1830年に山下平兵衛が醤油の醸造に着手したのが始まり。現在も山下家が経営を担う。事務所は97(明治30 )年の建築で切妻造り桟瓦ぶきその東側に入母屋造り2階建ての主屋が1903(明治36)年に増築されました。

旧火入れ場は21(大正10)年に建築された3階建ての施設。関東大震災の前に建てられ、市内で最初期の鉄筋コンクリート造りの建物。

変電室は元々あったれんが造りの建物に移設する形で53(昭和28)年に増築されました。

今現在も、キノエネ醤油の社屋として企業活動を支えております。

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